キチン質という栄養素をご存じでしょうか。エビ、カニといった甲殻類に多く含まれる不水溶性食物繊維のことです。食物繊維といえば、腸内環境を整え、お腹を掃除してくれる栄養素です。
キチン質の具体的な役割を説明しますと、キチン質自体は人体に吸収されるのではなく、いらない成分を排出させる能力を持っています。例えば、悪玉コレステロールを低下させ、肥満、動脈硬化の予防、高脂血症の改善など、生活習慣病を改善する多くの作用が期待されます。
このキチン質を多く含む食材が、昆虫です。昆虫は骨の代わりに外骨格と呼ばれる表皮で覆われており、これが吉寝室を含むものになります。また、昆虫がエビの味に似ているのも、このキチン質を多く含むからと言えます。
キチン質の過剰摂取による副作用は無いと言われていますが、消化されにくい成分なので摂りすぎには注意が必要です。水分を吸収する作用があるので、水分と一緒にお召し上がりください。