サイゴンセンター

2030年には、ベトナムの人口の最大75%が消費者階級(購買力平価で1日11ドル以上を消費)に属するようになり、現在の40%から増加すると予想されている。

ハノイ – マッキンゼーの新しいレポートによると、アジアが世界の消費の成長エンジンであり続ける中、ベトナムの消費は今後10年間で1,300億米ドル増加する可能性があるという。

マッキンゼーグローバルインスティテュートのディレクターは、「今後10年間、そしてそれ以降のアジアの消費動向は、規模や成長だけでなく、すでに多様性に富んだ地域の消費者市場における更なる多様性の拡大や、この地域でどのように新しい道を切り開いていくのかということが重要」と述べている。

また、マッキンゼーのシンガポールのシニアパートナーは、次のように述べている。「アジアの消費者は、COVID-19のパンデミックに伴う課題に引き続き直面しているが、アジア市場は確固たる成長の可能性を秘めている。今後10年間の世界の消費拡大の半分は、アジアからもたらされることが想定される」。

今回の調査では、アジアの消費市場における10の主要な変化を明らかにし、所得の増加や消費者層の増加によってもたらされた過去のモデルとは全く異なる新しい消費曲線に沿って、どの程度の需要が発生するかを試算している。

アジアの消費者は、今後10年間の世界の消費拡大の半分を占めると予想され、これは10兆ドルの機会に相当する。世界的に見ても、高所得者層以上の世帯の2つに1つはアジアにあると予想され、取引の2つに1つはアジアの消費者によって行われると考えられる。

[Viet Nam News 2021/09/15]

※ベトナム翻訳ニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。