アジアのコーヒー、ベトナムの価格は4年ぶりの高値で推移、インドネシアでは収穫が終わりに近づく

インドネシアでは一部の地域で収穫が終わりつつあるが、ベトナムのコーヒー価格は国際市場の影響を受け、今週は4年ぶりに近い高値で推移している。

ベトナム最大のコーヒー生産地である中部高地の農家は、コーヒーCOFVN-DAKを1kgあたり40,200~41,000ドン(1.77~1.80ドル)で販売し、2017年11月以来の高水準となり、8月下旬の37,800~39,500ドンから上昇した。

ロンドン価格は1ヶ月で281ドル(15.6%)上昇し、水曜日には2,078ドルで落ち着いた。

ホーチミン市在住のアナリストは、「ロンドン価格の上昇は、ベトナムがコロナウイルスによる数ヶ月間のロックダウンの間、世界的にロバスタ豆の不足を懸念した結果である」と述べた。

「しかし、シーズン終了時に在庫が減少することが想定されるため、現在のロックダウンは豆の輸出には大きな影響を与えない。1~8月の輸出量が急減したのは、コンテナのひっ迫と国内需要の増加によるものだ」と付け加えた。

現在、コーヒーベルトの一部では移動が禁止されているが、農家の方々はコーヒー農園に行って木の手入れをすることは許可されている。

「貿易は低調だが、港内の活動が抑制されている中で通常通り行われている。ベトナムはそれでも毎月10万~12万トンの輸出を行っている」とコーヒーベルトに拠点を置くトレーダーは語った。

トレーダーは、来る2021/22年の生産量は60kg袋で約3,000万袋になると推定している。

[Tuoi Tre News 2021/09/09]

※ベトナム翻訳ニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。