ベトナムのかつお

農林水産省は、2020年の農林水産物・食品の輸出額が前年比1.1%増の9223億円だったと5日に発表した(速報値)。これで8年連続で過去最高を更新。

輸出額の増加が大きい国として、ベトナムが中国(+102億円)に次いで2位に入った。その増加額は+83億円で、主に粉乳やかつお・まぐろ類といった品目で増加が見られた。

ベトナムは、輸出総額では香港、中国、アメリカ、台湾に次ぐ5位(537億円)となり、金額構成比で全体の5.8%を占め、前年同期比+18.3%となった。ベトナムの輸出額内訳は、農産物329億円、林産物8億円、水産物200億円。

政府は、農林水産物・食品輸出額を2025年に2兆円、2030年に5兆円に引き上げる目標を掲げているが、まだまだ目標までは遠いのが現状である。

[農林水産省報道発表資料  2021/02/05] 
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