ベトナムの国産コーヒー価格は、コロナ禍に伴う移動の抑制や輸送コストの高騰が取引の妨げになっていることから、木曜日には前週に比べて下落した。
ベトナム最大のコーヒー生産地である中央高原地方の農業従事者は、コーヒーCOFVN-DAKを1kgあたり34,600~35,500ドン(1.50~1.54ドル)で販売したが、これは1週間前の34,800~36,200ドンから下落している。
中央高原地方のダクラク県に拠点を置くコーヒー豆業者は、「コロナ禍による移動制限が迫っていることで、国内取引が大幅に停滞することが予想される。そのため、輸送コストが高騰し、コーヒーの流通が引き続き制限されている」と語った。
ベトナムは、コロナウイルス感染に対処するため、金曜日から15日間、商業の中心地であるホーチミン市で厳しい移動制限を行う。一方で、ホーチミン市にはベトナムの輸出活動の要となる港がある。
ある独立系市場アナリストは、「国内移動規制があってもなくても、コーヒー輸出業者はすでにコンテナの不足による高い輸送コストに直面している。仮に輸送コストが高騰したとしても、空のコンテナを見つけるのは難しいだろう」と述べている。
ベトナムのコーヒー豆業者は、先週の50ドルの割引と比較して、9月の契約に対して1トンあたり60ドルから100ドルの割引で、グレード2ロブスタ種COFVN-G25-SAIを提供した。
インドネシアでは、スマトラ・ロブスタ種 の 8 月契約に関して、先週と変わらず 30~50 ドルのプレミアムで提供されていると、 コーヒー豆業者が語った。
一方、9 月契約の分では、1週間前の10ドルプレミアムとの提供差はゼロであるとのこと。
[Tuoi Tre News 18:13 2021/07/08]
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