ベトナムのライチ

ベトナムは、ASEAN加盟国の中でフランスへの最大の輸出国であり、さらなる拡大のチャンスが広がっていると、VGP News(電子版)が9日伝えた。

新型コロナウイルスの影響でフランスへの輸出が困難な中、輸出収入の伸びが改善された品目がいくつかあるが、これは主にEUベトナム自由貿易協定(EVFTA)の発効と同時に関税引き下げ公約が効果的に活用されたことによる。

オランダに次いで、フランスはベトナムにとってEU域内第2位の青果物輸入国であり、オランダやドイツに並ぶEU域内最大級の野菜・果物消費国でもある。

EU全体、特にフランスに輸出される青果物、加工品、果汁は、EVFTA発効直後から基本的にゼロ税率が適用され、フランス市場への輸出を促進する機会となっている。

フランスは現在、オランダ、ドイツ、オーストリアに次ぐ、EU27カ国で4番目に大きなベトナムの輸出国であり、ベトナムの対EU輸出総額の約10%を占めている。

しかし、ASEAN加盟国の中ではベトナムがフランスにおける最大の商品供給国であり、ベトナムの対仏商品輸出は2021年第1四半期末から成長の勢いを取り戻すと予測されている。

税関総局の統計によると、2021年1月、ベトナムは3億830万米ドル以上の商品をフランスに輸出し、前年同期比28%増となった。

一方、欧州の国からは92%増の1億7500万米ドルの商品を輸入し、1億3330万米ドルの貿易黒字となっている。

[VGP News 16:49 2021/03/09]

※Gベトナム翻訳ニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。