ベトナムのマンゴー

ホーチミン市農業農村開発局が、農業企業に向けた「ゴールデンブランド」を創設していると、Viet Nam News(電子版)が4日伝えた。

2020年には、ホーチミン市ゴールデンブランド賞を受賞した30社のうち、農業セクターの企業は一社も含まれていなかった。

同局は、企業が地元の農産物やサービスのブランドを開発することを奨励している。一例として、すでにブランド化されているカンゾ県の特産品には、サメナマズの干物、鳥の巣、マンゴーなどがある。

観光と並び、価値の高い農産物を開発することは、地域経済に利益をもたらし、農業を維持することにもつながる。

同市は今後も農業への投資を呼びかけ、2020年には農業企業数を1,910社から2,000社に増やすことを目標としている。

ベトナムの農業企業の90%は小規模または零細企業であり、資本金は100億ベトナムドル(43万米ドル)以下である。

同国の農業セクターは、2030年までに世界15位以内に入ることを目標としており、特に農産加工セクターは世界10位以内を目指している。

[Viet Nam News 17:30  2021/03/04]
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