アメリカのスーパー

2021年1~2月間に、米国は中国を抜いてベトナム農産物の最大の消費者となり、輸出額は20億4,000万ドルに上ったと、VietNamNet Global(電子版)が3日伝えた。

最新の農業農村開発省の最新報告書によると、今年の1~2ヶ月間の農林水産物の輸出入総額は110億ドル近くと推定され、そのうち輸出は前年比16.6%増の61.7億ドルと推定されている。輸入は13.6%増の48億ドルと推定。

貿易黒字は約13億7000万ドルで、2020年同期比28.4%増となった。

この間、多くの主要輸出農産物の輸出額が大きく伸びた。例えば、ゴムの輸出額は約5億1,600万ドル(9.9%増)、お茶は2,900万ドル(11.1%増)、カシューナッツは4億4,200万ドル(21.5%増)、野菜は6億1,000万ドル(14.6%増)、木材・木製品は約24億4,000万ドル(51.0%増)、籐・竹製品は1億2,800万ドル(43.0%増)に達した。

特筆すべきは、輸出額が約20億4,000万ドル(同57.3%増)で市場シェア33%以上を占め、米国がベトナム農産物の最大の顧客となったことである。

中国は、米国に次いで輸出収入が18.8億ドルで、前年同期比57.9%増、シェア30.53%を占めた。

 ASEANは輸出売上高が6億600万ドルで、前年同期比25.2%増、シェア9.82%を占めて3位となった。

今後、農業農村開発省は貿易促進活動に力を入れる。輸出市場においては、新型コロナウイルスへの対応と並び、自由貿易地域(FTA)における市場規制や技術的障壁に関する問題への対処に注力する。また、ドラゴンフルーツやパッションフルーツの輸出拡大に努める。

国内市場においては、新型コロナウイルスの影響を受けた省を中心に、国内の農産物の価格、生産、供給に関する情報やデータを引き続き注視し、2021年から2025年の間に国民にベトナム産品の利用を呼びかけるキャンペーンを実施していく。

[VietNamNet Global 06:00  2021/03/03]
※ベトナム翻訳ニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。