ベトナムの水産物

ベトナム水産物加工・輸出業者協会(Vietnam Association of Seafood Processors and Exporters:VASEP)によれば、台湾食品医薬品局(Taiwan Food and Drug Administration:TFDA)は、台湾への輸出を許可されたベトナムの水産企業697社のリストを発表したと、VietNamNet Global(電子版)が3日伝えた。

このリストは2021年2月23日から有効だという。

VASEPによると、台湾はベトナムの水産物輸出国のトップ10に入っていない。しかし、同市場は、ベトナムから年間1億米ドル以上の比較的安定した水産物の輸入があり、近年では同国の総水産物輸出額の1.3~1.8%を占めている。

同国は、主にウシエビやバナメイエビの冷凍・生鮮品、バサの冷凍フィレ、エビ加工品、すり身、イカ、タコなどをベトナムから輸入している。

2020年のベトナムから台湾への水産物輸出額は、およそ1億2000万ドル。

専門家によれば、現在は水産物業界の多くの企業はヨーロッパ市場の開拓に集中している。

台湾への水産物の輸出額はまだそれほど高くはないが、需要は増加しているため、チャンスでもあるという。

[VietNamNet Global 07:35  2021/03/03]
※ベトナム翻訳ニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。