トゥア・ティエン・フエ省

イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は、トゥア・ティエン・フエ省と、「トゥア・ティエン・フエ省におけるショッピングモール開発に関する投資及び事業推進に関する包括的覚書」を締結したと先月26日に発表した。

ベトナム中部に位置する同省は、近年、観光をはじめITや外資企業の誘致も進めるなど、今後も経済発展が期待できるエリア。

イオンは、ベトナム第3経済圏である中部エリアを、現在展開する南部エリア(ホーチミン・ビンズオン)、北部エリア(ハノイ・ハイフォン)に次ぐ重点エリアと位置付けている。更なる事業拡大を目指し、同プロジェクトを加速化させることにより、20モール体制構築に向けた事業基盤の確立を目指していく。

「包括的覚書」の概要は以下のとおり。

・トゥア・ティエン・フエ省とイオンモールは、同省でのショッピングモール開発に向けた相互協力を強化し、大規模プロジェクトへの投資を通じ、日本の質の高いサービスと商品により、地域の皆さまの生活向上に貢献する。

・トゥア・ティエン・フエ省は、今後のショッピングモール開発に向けた関連行政手続き、許認可手続きについて、イオンモールを全面サポートする。また、施設開発の促進の為、調査検討に必要な情報提供を行う。

・地域資源の開発の為、地元サプライヤーを支援し、商品の品質と価値を向上させ、トゥア・ティエン・フエ省の優れた製品の日本への輸出に貢献する。また、地域の労働力を優先的に活用する。

[イオンモール株式会社ニュースリリース  2021/02/26]

※ベトナム翻訳ニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。