ベトナムの農場

メコンデルタ地域の農家は、世界市場に参入できる付加価値の高い農産物を開発するために、ハイテク技術を活用する必要があると、レミン・ホアン農業・農村開発副大臣が述べたと、Viet Nam News(電子版)が25日伝えた。

副大臣はまた、持続可能で気候に優しい生産プロセスを採用している農家にインセンティブと融資を提供することが重要であるとも述べた。

気候変動の影響を最も深刻に受けている数百万の小規模農家は、革新的な技術や市場情報へのアクセスを必要としている。

将来、メコンデルタは人口の増加と都市化の進展に直面することになり、汚染、地すべり、海岸浸食、自然林地の損失などが増大することも予想される。

ベトナムビジネス白書2020年版によると、メコンデルタ地域には現在55,000社以上の企業が存在し、国の総数の7.26%を占めている。

同地域の企業の多くは中小企業であり、技術投資、人材育成、ブランディングなどの長期的な事業戦略を欠いているのが現状である。

特に零細農家が大規模市場に参入できるようにハイテク技術を適用するためには、何百年も前から続く農民のやり方を変える必要があり、それには時間がかかるだろうと専門家も見ている。

[DTI News   07:27  2021/02/25]
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