ベトナムのマグロ

ベトナム水産物輸出・生産者協会(Vietnam Association of Seafood Exporters and Producers)によると、昨年のEUへのマグロの輸出額は2.4%増の1億3600万米ドルだったと、DTI News(電子版)が21日伝えた。

2020年8月にEUベトナム自由貿易協定(EVFTA)が発効し、多くの関税がゼロになった。

新型コロナウイルスの影響で、EUでも缶詰や冷凍マグロの需要が高い。イタリア、ドイツ、スペインは同地域の3大輸入国である。ベトナムからの2020年のイタリアとドイツへの輸出は増加したが、スペインへの輸出は減少した。

EU最大のマグロ輸入国の一つであるイタリアは、ベトナムの生鮮・冷凍マグロのEU内最大の買い手でもあり、昨年の輸出は9%増となっている。また、ドイツのマグロ缶詰の第5位の供給国であるベトナムは、昨年、同国への輸出を増加させた。

EVFTAは9月以降、水産物の輸出を2桁成長させ、同業界が新型コロナウイルスの影響から回復するのを助けている。ベトナム水産物輸出・生産者協会の事務局長は、EUへの水産物輸出も9月から増加し、通年では9億9,200万ドルの価値があると述べ、各企業は貿易取引を効果的に利用していると述べた。

商工省によれば、自由貿易協定を利用して原産地証明書を取得する企業が急増している。

[DTI News  05:54  2021/02/21]
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