中国から輸入された冷凍食品から、新型コロナウイルスが相次いで検出されたとの報告を受け、台湾の保健省衛生福利部食品薬物管理署が、昨年11 月から今年1月末にかけて、ベトナムを含む10カ国から輸入された肉や魚介の冷凍食品408点を抜き取り調査した結果、いずれも陰性だったことが分かったとフォーカス台湾（日本語版）が2日に伝えた。
この情報は、同署が2日に中央感染症指揮センターの会見で明らかにした。
ベトナムの他、米国や日本、スペイン、チリなどの冷凍食品の包装の外側と内側で、消毒前と消毒後のサンプルを採取し検査。中国のものも調べられたが、いずれからもウイルスは検出されなかったとのこと。
新型コロナウイルスが、冷凍食品を介して広がることを裏付ける証拠はまだ確認されていないと説明されたが、今後も調査を続ける方針が示された。
［フォーカス台湾 17:52 2021/02/02］
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