食品大手キドグループの2020年の純利益は約48%増のVNĐ418億(1820万米ドル)

食品大手キドグループは2020年の純利益が約48%増のVNĐ418億(1,820万米ドル)に成長し、売上高はVNĐ8.3兆を超えたとベトナムニュース(電子版)が23日伝えた。

同社は、1993年に菓子会社としてスタートした後、アイスクリーム、ヨーグルト、食用油、デザート、清涼飲料水などの分野に進出し、現在はアイスクリーム(市場シェア43.5%)、食用油(30%以上)などの業界におけるトッププレーヤーである。

同社は、2020年は非常に困難な年だったが、生産計画と事業活動を迅速に調整したと述べた。

具体的には、全国に15の輸送倉庫を開設することで流通システムを最適化し、チルド食品や食用油製品の多様化を続けてきた。

また、昨年は同社が5年ぶりにスナック業界に復帰したことが同社にとって画期的な出来事となった。

キドは、今後も新規顧客の獲得と販路拡大のために、様々な地域・市場に向けた商品開発戦略に注力していく予定だ。

主力商品は、食用油やアイスクリーム、利益率の高い中・高価格帯のスナック菓子を想定しており、2021年には、大手乳製品製造会社ビナミルクと共同で食品・飲料製品を投入する計画もある。

[Viet Nam News, 16:36 2021/01/23]
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